のど飴でドーピングに引っかかるって本当?

2017-05-28

じょにー

最近、のど飴でドーピング検査に引っかかるというニュースがありました。

このニュースは、のど飴の一部に「ヒゲナミン」という物質が含まれており、その「ヒゲナミン」が禁止薬物に指定されたことでのど飴が禁止されたと誤った情報が広がったものでした。

 

ここで一つ疑問が。そもそもドーピングになるようなものを食べて大丈夫だろうか。

 

そこで今回は、

・ドーピングとは

・ドーピングになる物質は安全なのか

について調べていきたいと思います。

 

ドーピングとは

ドーピングと聞くと薬物を使って運動能力を高めることを思い浮かべますが、その他にも自分の血液を保存しておき試合前に体内に戻したり、ドーピング検査などで他人の尿などとすり替える行為、ドーピング検査の拒否などもドーピングとなります。また、近年では遺伝子を操作する「遺伝子ドーピング」などもあります。

 

禁止物質や禁止方法は、世界ドーピング防止規定に基づき、1年に1回以上WADAが改定し公表しています。そのため、それまで大丈夫だった物質が禁止になったり、のど飴でドーピングになるというニュースがでてきます。

 

ドーピングになる物質は安全なのか

ヒゲナミンが禁止薬物に指定された理由は、β2刺激作用があるからです。β2刺激作用のある薬(β2刺激薬)は、気管支を拡張させることで咳や息苦しさを改善し呼吸を楽にさせる効果があるため喘息薬などで利用されています。

 

ところが、β2刺激薬にはもう一つの効果があります。

それは、交感神経興奮や蛋白質同化作用による筋力増加の効果が得られる場合があることです。

 

この効果があるため、β2刺激薬を多量に摂取し普段以上の力を発揮する可能性があるため禁止薬物に指定されました。

 

今回は「ヒゲナミン」について紹介しましたが、そのほかにも市販の薬やサプリに含まれていて禁止薬物に指定されているものが多くあります。

 

しかし、禁止薬物に指定されているからといって危険というわけではなくお医者さんや説明書のとおりに使っていれば問題はなく、怖がる必要はありません。

じょにー

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