2017.04.10

スマホの電磁波は安全なのか

おやびん

出典:http://sashimisoba.blog.jp/archives/31180966.html

無駄な情報を取り除きシンプルな状態で販売されているiPhone。


最近までアンドロイドユーザーだった私がとうとうiPhoneデビュー致しました~~~

とりあえずスマホをいじりつつ、ケース内に入っていた唯一の説明書をぼーっと読んでいたのですがそこで「高周波の人体への影響」という項目を発見。このとき私は思ったわけです。


そういやスマホから浴びる電磁波の影響はどれくらいのものなのか、と


そんな疑問を解消すべく調査してみました。

そもそも電磁波とは

電磁波とは、電圧のあるところに存在する「電界」と電流が流れるところに発生する「磁界」が互いに影響し合って空間を伝わっていく波のことを指します。

また周波数によって種類が異なっており、低い順に電波、光、放射線というように馴染みある名称で呼ばれています。

ちなみに現代で日常的に利用される携帯電話や電子レンジは電波に属し、その中でも細かく分類するとセンチ波やマイクロ波という種類に分類されます。

もちろんこれらの電化製品以外からも、そして雷や太陽といった自然界からも電磁波は発生しています。

電波の人体に対する影響

ここでは主に携帯電話が及ぼす人体への影響を探るので、電磁波の中でも「電波(放射線や光より低周波の波)」に絞ってお話を進めていきます。

それこそ電波は放射線ほど大きな被害を与えることはありませんが、人体に少なからずダメージを与えると考えられていて、主に「刺激作用」「熱作用」「非熱作用」という3つの作用を与えます。

「刺激作用」とは、100kHz以下の低周波の電波を浴びた時に生じる作用で、人はビリビリとした刺激を受けます。この低周波は送電線や船舶が航海する際の通信手段に使われています。

「熱作用」とは100kHzより高い周波数(携帯電話がこれに該当します)、つまり刺激作用より強い電波であります。人は体温が上昇して暖かく感じます。

こちらは電子レンジや赤外線の暖房などで利用され、私たちの生活をサポートしています。

最後に「非熱作用」ですが、これが最も悪影響を及ぼしているのではないかとも考えられています(これも携帯電話に該当する)。

非熱作用は、主に睡眠低下、遺伝子損傷によるガン発症、ホルモン系への影響など、数多くの影響を及ぼす可能性があるようです。

SAR値とは

私がiPhoneの説明書から導かれたサイトに「高周波曝露情報」というものがズラーっと書かれていました。

その内容の結論としては「人体から5mmの距離で電波テストを行ったところ安全だったので問題ないですよ」といったものでした。


そもそもSARとは何かという話ですが、これは比吸収率(Specific Absorption Rate)のことで、人体が高周波のエネルギーを吸収する比率を意味します。

また、このSAR値には国ごとに上限値が定められていて、日本は測定する部分10gあたり2.0W/kgという基準が設けられていました。



しかし他国の場合、組織10gあたりスウェーデン0.8W/kg、中国1.0W/kg、そしてドイツに限っては0.6W/kgといった小さな値で、日本の30%分でしかありませんでした。

このように他国は日本よりもうんと厳しい基準で運営しており、電波の影響を懸念していることがわかります。


何にせよ、浴びることで何かしら影響を受ける可能性があるならば、なるべく電波と距離を置くのが無難だと思います。


参考文献

1.総務省|東海総合通信局|電波の人体に対する影響

http://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/denpa/jintai/

2.低周波・高周波電磁波 人体に影響を及ぼす可能性がある電磁波の健康被害

http://mamotech-tokyo.com/tkdzihdzhzi.html

3.携帯電話のSARを知ろう

http://ktai-denjiha.boo.jp/sar/

おやびん

競泳好きなカエル。経営工学専攻

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